番組が生み出されるまで
既存の番組は別として、こちらでは番組がどのように生み出されるのか説明したいと思います。
テレビ史が始まって、すごい月日が流れました。
放送される番組に似通ったものを感じる方もいるのではないでしょうか。
なぜ同じような番組が増えていくのか。
その答えは視聴率にあるのでしょう。
基本的に番組企画は作家さんが企画書を作り、テレビ局の編成さんやプロデューサーさんにお話を持ち掛けます。
その企画書は雑談のような企画会議によって生まれるのです。
最近の流行は?
あの番組が視聴率〇〇%獲った!
あのタレントのキャラクターはこういった番組できっと映える!
特番の流れ的に、そろそろテレビ局はこういった企画を欲しがるはずだ。
そんな会話の中で形になったものを、PowerPointでカラー横刷りの資料にして作家自らもしくはプロデューサーが
テレビ局の編成部や局Pと呼ばれる方々にプレゼンしに行きます。
企画が通れば、予算が出て番組始動です!
通らなければ、また企画を練り直します。
ちょっとした小話ですが、民放よりもNHKの方が企画が通りやすいと聞いたことがあります。
テレビ局によって求めるものも違ってきますし、テレビ局担当の方によっても変わってくると思います。
それでも面白いものは面白い!
ここで良い企画が生み出されるか否かが、今後のテレビ史に影響を与えます。