番組制作の仕組み、アドバイス

番組会議

番組会議

番組の企画が決まったら、それに合わせたコーナーやスタジオ、出演者など番組構成を考えていかなければなりません。
それらを行うのが、番組会議です。ここが一番楽しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね!

 

番組会議は初期から、終盤にかけて。
レギュラー番組ともなれば定例会議として定期的に開かれます。

 

参加者は主に、プロデューサー、作家、演出家、ディレクター、AP、AD、リサーチャーあたりになると思います。

 

序盤はコーナー案、そのコーナーの中でどういった取材をするか、再現の撮影は必要か、番組全体に対してスタジオのボリュームをどのくらいにするか、イメージとしてのキャスティング案、番組構成をどのようにするかといった話になると思います。

 

そこから徐々に
コーナーやスタジオで扱うネタ案・ネタ構成案、決定したネタの進行状況、再現やスタジオで出演する方のキャスティング状況、放送日時を考慮しての番組構成構築、各ネタ原稿の確認・修正など、より現実的な内容の会議に変わっていきます。

 

ネタも進行していくうちにつまらないものだと判断した場合はボツにして違うネタに切り替えていきます。
この日にしか撮れない!といったようなネタが続いた場合には、外部のディレクターをセッティングしないといけないかもしれません。
取材者が決定した場合は、取材者様と連絡を取り合いスケジューリングもしないといけません。
編成部や局プロデューサーの間で放送日が決定してくると、スケジューリングの話も出てくると思います。
出演者が決まると、予定の合う日でスタジオを抑えてスタジオで出すためのVTRはいつまでに作るのか。スタジオ構成はどうするのかという話になってきます。

 

会議が進むにつれて、制作サイドがどんどん忙しくなっていく様子が想像できますね…
もしかしたら事件は会議室で起こっているのかもしれません。

テレビ番組ができるまで

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